連携の開発仕様
INTEGRATION ROADMAP 設計案・未接続

銀行も、カードも。
自動連携までの道筋を、明確に。

アプリ側の接続・同期・仕訳候補は開発できます。
実際の明細取得には、API提供者の利用手続きと口座所有者の認証が必要です。

開発できる範囲を見る調査・整理:2026年10月16日
銀行口座クレジットカード
同意に基づく金融API残高・明細の読取
Ledgerly 会計取込 → 確認 → 仕訳下書き

構想図です。現在は金融APIに接続していません。

今回の実装

CSVで先に業務を進める

UTF-8/Shift_JISの明細、列の対応付け、銀行/カードの取込元指定、重複確認、下書きへの登録。

CSV取込を開く
次の開発に向けた設計

APIによる自動連携

このページに記載した認証・同期・定期実行・連携解除は未実装です。API契約や本番接続の完了を示すものではありません。

実接続までの条件を見る
DEVELOPMENT SCOPE

こちらで、どこまで作れるか。

実装と外部手続きを切り分けて進めます。

領域こちらで開発できる範囲実接続に必要な条件
連携する画面同意・口座選択・補助科目との対応付け・解除・再認証の案内APIの利用申込み、認可先URLの登録、利用者本人による認証
明細・残高の取得提供APIへの接続、差分取得、ページ分割、取得履歴の保存APIキーの発行、金融機関と法人/個人口座の対応確認
自動更新同期処理、失敗時の再試行、更新状態と最終取得日時の表示閉じていても動く実行基盤の設定・実証、金融機関側の更新制限
仕訳候補摘要ルール、科目候補、カード引落の振替候補、重複チェック利用者による科目・税区分・証憑・会計期間の確認
保護・監査利用者ごとのアクセス制限、トークン暗号化、解除・同期の記録本番の運用責任者、保存方針・契約条件の確定、実接続での検証

対象は日本円の銀行・カード明細と残高の読取です。振込・決済の実行は、この仕様には含みません。

CONNECTION OPTIONS

接続先の第一候補は、Moneytree LINK。

銀行とクレジットカードを共通形式で扱える公開仕様があるため、最初の候補にしています。利用する銀行・カードと法人/個人の区分が決まった段階で、対応範囲を確認して選定します。

02

MoneyLook BIZ

銀行の入出金明細を業務システムに連携する候補。自社利用の入金管理を重視する場合に比較します。

  • APIによる銀行口座データの提供を案内
  • 詳細なAPI仕様書は申込み後に提供
  • カード・再配布・認証方式は契約仕様で確認
公式の開発者向け案内

MF会計APIは、別の用途です。公開案内は仕訳・帳票などの操作と取引明細の作成を提供しています。MFの銀行・カード取得基盤を、そのままLedgerlyから利用できる前提にはしません。公式のAPI提供範囲

PLANNED EXPERIENCE

連携しても、計上の前には確認を。

STEP 01

本人が連携に同意

提供者の認証画面を経由し、利用する口座とカードを選択。Ledgerlyで金融機関のパスワードは受け取りません。

STEP 02

明細を安全に同期

残高・取引を取得し、更新済みの明細と照合。初回取得の期間と最終更新日時を表示します。

STEP 03

候補を確認して仕訳

勘定科目と税区分を確認して下書きに登録。カード利用と口座引落は別の会計処理として提案します。

カードで10,000円購入消耗品費 10,000 / 未払金 10,000
銀行から10,000円引落未払金 10,000 / 普通預金 10,000

仕訳例です。引落は債務の支払いとして照合し、経費の二重計上を防ぎます。

RELIABILITY FIRST

決算に使うための
受入条件。

実データを扱う前に、模擬APIで再現できる異常系から検証します。

同じ明細を繰り返し取得
提供者・口座・取引IDをキーに更新。新しい仕訳を増やさない。
CSVの後にAPIを接続
既取込明細と照合し、候補を表示。日付・金額・摘要だけで同一取引と断定しない。
カードの利用後に口座引落
利用時は経費/未払金、引落時は未払金/普通預金。二重の経費候補を防ぐ。
確定後に明細が変更
元データの差分を保存し、計上済み仕訳は自動で書き換えない。確認対象として通知。
認証期限切れ・接続エラー
再認証、待機、再試行を区別。同期途中で止まっても、再開時に重複しない。
決算締め済みの期間
過去の明細が届いても自動計上せず、対象期間を明示して確認を求める。
DELIVERY STAGES

実接続まで、3つの段階。

  1. 01

    CSV取込を運用する

    金融機関の明細を列に対応付け、内容を確認して下書きに。自動連携へ移行する際の取込元と重複照合に備えます。

    今回の実装
  2. 02

    模擬APIで接続機能を開発

    認証画面、口座選択、差分同期、再試行、監査記録、二重計上防止を実装・検証。APIキーなしで進められる範囲です。

    こちらで開発可能
  3. 03

    提供者の検証環境 → 本番接続

    利用申込みと認証情報の発行後、対象口座で認証・更新・解除を検証。保存・運用条件と未取得期間の扱いを確認して公開します。

    外部手続きが必要

自動連携は、常時リアルタイムとは限りません。

Moneytreeの公開仕様では、更新依頼は1利用者につき1日4回まで。依頼の受理は取得完了を意味せず、金融機関の制限や追加認証で更新できない場合もあります。予定する更新頻度は、対象金融機関の条件と契約に合わせて決定します。

更新依頼APIの制限
IMPLEMENTATION NOTES

実装時の設計メモ

以下は予定仕様です
認証と秘密情報の管理

OAuthの認可コード方式をサーバーで処理し、短時間・一回限りのstateで本人と認可応答を対応付けます。金融APIへのアクセス権は残高・明細の読取と更新依頼に限定します。トークンはサーバーで暗号化し、利用者別に保存。ブラウザや帳簿バックアップ、ログには含めません。

Moneytreeはリフレッシュトークンを使用するたびに交換するため、同時更新を制限して新旧トークンの入れ替えを保存します。連携解除は同期停止・認可取消・秘密情報の消去を分けて記録します。

利用可能な権限トークンの期限と交換
差分同期・訂正・復旧

提供者の取引IDを主キーに取り込み、更新日時を基準に差分を取得。全ページの保存が完了してから取得位置を進めます。タイムアウトや回数制限は待機して再試行し、同じ同期処理が再実行されても仕訳を重複作成しません。

銀行・カードの明細は後から到着・変更・削除される可能性があります。定期的な再照合を行い、計上済みの会計仕訳は自動削除しません。Webhookは提供可否を確認してから追加し、初期設計は手動同期と定期取得を想定しています。

差分取得と遅延に関する公式仕様
現在の基盤での実現方法

現在のサーバーとデータベースに、接続口座、暗号化された認証情報、取得した明細、同期履歴を追加する構成です。サインインした利用者だけが、自分の口座を操作できるようにサーバー側で検証します。帳簿はまず1利用者・1事業者を対象にします。

画面を閉じている間の更新には、保存済み同意に基づく認証情報と、サーバー側で動く定期実行経路が必要です。現在は未設定であり、実行経路からの同期・保存・読戻しを確認して初めて自動更新とします。複数人の承認権限・外貨・送金は別段階で設計します。

START WITH YOUR STATEMENTS

まずは、手元の明細から。

CSV取込で記帳を進めながら、利用する銀行・カードに合わせて接続先を確定できます。

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